【材料】5～6人分

【作り方】
①　カシューナッツとプレーンヨーグルトはフードプロセッサー又はミキサーにかけて
ペースト状にする。

《炒め玉ねぎを電子レンジでつくる》
②　フードプロセッサーにかけてみじん切りにした玉ねぎは、水分をしっかり切り耐熱皿に並べて、オリーブオイルをまわしかけラップをし600Wのレンジで5分加熱する。

③　②を一旦レンジから出しよくかき混ぜ、今度はラップをはずして600Wのレンジで5分加熱する。
④　③に市販の炒め玉ねぎのペーストもまぜておく。

《シーフードの蒸し煮をつくる》
⑤　深めのフライパンにすべてのシーフードと白ワインを加えてフタをし中火にかける。
あさりの口が開いてきたら、帆立貝や海老など（火が入りすぎると固くなるもの）は取り出し、シーフードの蒸し煮を作っておく。

⑥　⑤をザルにあげ、汁と具に分けておく。　
⑦　深いフライパンにサラダオイルとバターを熱し、クミンシードを加え少し泡が立ちパチパチしてきたらカレー粉とカイエンペッパーを加えて弱火で炒めておく。

⑧　⑦に①を加え混ぜ、④の炒め玉ねぎ、チキンブイヨン、シーフードの蒸し汁、トマト缶、トマトケチャップを加えてよく混ぜる。ひと煮立ちしたらフタをし、弱火で20分煮て塩で味を整えておく。
（とろみが弱いようであれば中火にかけ少し水分をとばし、とろりとするまで煮詰めておく。）

⑨　最後はシーフードを加えて軽く火を入れ、さらにガラムマサラを加える。

《チリビネガーをつくる》
⑩　生の赤唐辛子は半分にして種を取り、細切りにする。ボウルに全ての材料を入れ、混ぜ合わせる。

帆立ごはん

【材料】5～6人分

帆立の缶詰…１缶（身と汁に分けておく） 米…2カップ 玉ねぎ（みじん切り）…1/2個（80g） にんにく（みじん切り）…1かけ オリーブオイ…ル大さじ1・1/2 《チキンブイヨン》 水…250g チキンコンソメ…小さじ2 塩…少々 こしょう…少々

【作り方】
①　帆立の缶詰は、身と汁に分けておき、身はほぐしておく。
②　フライパンにオリーブオイルを熱し、にんにく、玉ねぎの順に加え、中火でしんなりとするまで炒める。

③　米を加え、さらに軽くいため、白ワイン、チキンブイヨンを加えてよく混ぜておく
。
④　帆立缶の汁とほぐした帆立貝も加えてよく混ぜ、ふたをして弱火で20分炊く。

⑤　20分経ったら火を止めて、5分蒸らしたら全体をよく混ぜて出来上がり。
〚仕上げ〛
器に帆立のごはんをよそい、⑨のカレーをかけ、付け合せの野菜、香菜を飾って出来上がり。お好みで、生姜のせん切りとチリビネガーをかけていただく。

カシューナッツとプレーンヨーグルトをペースト状にしたものを加えることによって、なかなか出ないコクととろみがカレーにつきます。
今回はシーフードにしていますが、この他にチキンなどでも美味しくできますので、ぜひお試しください。
有頭海老を使っているので、あさりもさることながらシーフードの出汁がよく出ていて、そんなに煮込まなくても長時間煮込んだようなコクとまろやかさが出ていると思います。
辛い物がお好きな方は、カイエンペッパーの量を増やすとかなりピリ辛に仕上がります。
魚介は蒸し煮にした後は、仕上げにサッと加えるだけで、火を入れ過ぎないように注意しましょう。
帆立ごはんは、帆立の缶汁も入れているので、少し焦げやすいですが、香ばしく仕上がり、うまみもありますので、カレーとよく合います。
もちろん、シーフードカレーは、白いご飯やターメリックライスでも美味しく召しあがっていただけます。
カレーには、せん切り生姜とチリビネガーをお好みで加えると、ひと味違った美味しさになりますので、ぜひお試しください。生の唐辛子が無い方は、干した唐辛子でやっていただいても構いません。

信太康代