オリジナルレシピ

さわらのから揚げと里芋の揚げまんじゅう盛り合わせ

【材料】 4人分

<里芋の揚げまんじゅう>
里芋…2個(約180g)
牛肉のしぐれ煮…20g(5g×4個)
薄力粉…適宜<牛肉のしぐれ煮>作りやすい分量
牛肉薄切り又は切り落とし肉…200g
しょうが…50g

A
醤油…40g
みりん…40g
酒…15g
砂糖…13g

水   大さじ1/2
片栗粉   小さじ1

<さわらのから揚げ> 
さわら…小8切れ(一口大に切ったもの)
揚げ油…適宜<つけだれ>
しょうがのすりおろし…大さじ1/2
ナンプラー…大さじ2
水…大さじ1<お好みで>
すだち又はかぼす…適宜
岩塩…適宜
<かざり>
南天の葉・実…適宜

【作り方】

<牛肉のしぐれ煮を作る>
牛肉は食べやすい大きさに切る。しょうがは千切りにする。
Aを鍋に入れ煮立ったら牛肉としょうがを入れ、汁気がなくなるまで煮る。

火からおろし、水溶き片栗粉を入れ少しとろみがつくまで加熱してバットに移し粗熱をとる。 その後冷蔵庫で1時間ほど冷やしておく。

<里芋の揚げまんじゅうを成形する>
里芋は皮つきのままラップにふんわり包み、レンジ600wで約3分加熱する。
里芋を取り出したらラップを取り粗熱をとって、里芋の皮を手でむく。

皮をむいた里芋を一度潰してから4つに分けラップに包み、平らに伸ばし中に牛肉の しぐれ煮を5g入れ包み、巾着状に丸くにぎってからラップを外してつぶして扁平にし、 形を整える。

<さわらとまんじゅうを揚げて仕上げる>
さわらは表面の水分をふき取る。
揚げ油を火にかけ低温のうちに⑦を入れ、温度を上げながらカリっとするまで揚げる

バットにつけだれの材料を入れて混ぜ合わせ、⑧を加えてからめる。

成形した里芋のまんじゅうに薄力粉をまぶし中温の油で3~4分きつね色になるまで揚げる。

器に盛り、さわらにつけだれをかけてしょうが(つけだれの中のもの)を  のせてすだちと岩塩や飾りの南天などを添える。
里芋の揚げまんじゅう、中身はこのような形です。

手間のかからない揚げ物2種を盛り合わせました。
里芋の揚げまんじゅうは旬の里芋を甘辛い牛肉のしぐれにと共に頂く一品です。
中身の牛肉のしぐれ煮はフライパンで材料を入れて煮るだけですのでとても簡単です。
覚えておくとご飯のお供やお弁当の一品に便利ですよ。
常備菜として食べる時には水溶き片栗粉は入れずにそのまま冷まして冷蔵庫に保存してください。
今回は水溶き片栗粉を入れて冷たく冷やしておくと里芋で包みやすいです。
里芋はレンジでチンして簡単につぶせます。
フライパンで揚げる際には油が少ないので丸めた後に少し扁平につぶして下さいね。
フライパンの揚げ物は油が少なくて済み、手軽です。
お正月の煮ものに飽きてもまだ里芋があったら、こんなアレンジでも美味しくいただけますよ。
さわらのから揚げはきちんと水分を拭き取って揚げるだけ。
さわらが手に入らなければ鮭や鱈でも作れます。
里芋の揚げまんじゅうを先に揚げると衣で油が汚れますのでさわらを先に揚げましょう。
たれもただ混ぜるだけで手軽でナンプラーと生姜の合わせだれが新鮮で食欲をそそります。
焼いた海老や鶏の唐揚げに絡めても美味しいです。

信太康代